働いてくれないHPの問題はどこに?

- 制作会社に作ってもらって、立ち上げたはいいけど、メンテナンスなんてしないでほったらかし。
- ホームページからの問合せなんて一件もはいっていない。
- 問合せのメールなどはくるけど、売り上げにはつながっていない。
- 社員さえ、ホームページがあることを知らない。
- 別にホームページなんてなくていいんじゃないか。
- 会社案内程度のホームページだけもっていれば、体裁がつくしいいんじゃないか。
すでにホームページをお持ちの企業で、
こういったケースはほんとうによくあります。
「ほとんど」といっても過言ではないかもしれません。
ここで少し、「御社のホームページはなぜ働いてくれないのか」について考えてみましょう。
●一般的に企業がホームページに求めてしまう役割
皆さんは、自社のホームページを作るとすれば、どんな「ホームページ」を期待しますか?
一般的に、企業、とくに中小企業の経営者はこんな風に考えるでしょう。
- きれいで見た目がよいホームページ
- 自社ブランドのイメージ作りに役立つホームページ
- 企業っぽいホームページ
ほとんどの人が、このように考えると思います。
企業がホームページを作るときには、制作会社に依頼することが多いでしょう。
または、たまたま知り合いにデザイナーがいるときには、そのデザイナーに依頼することもあるかもしれません。
社長が制作会社やデザイナーにホームページの制作を依頼するとき、
「見た目よく、頼むよ」と言ってしまうのです。
本当は、心の中では、「売り上げにつながるホームページ」ということを期待しているのに、なぜか「見た目よく、頼むよ」と言ってしまうのです。
それは、社長さんが「どのようなホームページ作りをすれば、売り上げがあがるか」を知らないからです。
それを受けた制作会社やデザイナーも、「売り上げがあがるホームページ」なんて作ったこともないし、第一そんなシビアなことを要求するクライアントさんなんてあまりないですから、「見た目よく、頼むよ」と言われれば、その通りのものを作ってくれるだけなのです。
「いえ、社長。見た目だけにこだわってていいんですか?せっかくお金も時間も投資して作るんですから、会社の発展に役立つようなホームページにしませんか?」
と言ってくれる制作会社やデザイナーとめぐり合うことができれば、ほんとうに幸せなのですが。。。
●その結果、ホームページは・・・
さて、ある会社の社長が、お付き合いのある制作会社にホームページの制作を依頼しました。
社長が、「見た目よく、頼むよ」と依頼し、制作会社は「はい。見た目よく、ですね。了解しました。」と、快く引き受けました。制作会社は、ミーティングのときに、会社のパンフレットと製品カタログをいくつかもらってかえりました。
その結果、完成したホームページは、このようなものでした。
・会社概要
設立年月日、会社の所在地や連絡先、役員の名前、主要取引先、アクセスマップなど
・社長の挨拶
ちょっとかしこまった社長の写真と、年始の挨拶のような挨拶文章
・組織説明
会社の組織図
どうですか?このようなホームページ、よく見ませんか?
「会社概要や社長挨拶、組織説明のホームページのどこが悪いんだ!?」って思われますか?
そうですね。確かに「悪くは」ありません。
ただ一方、これでは、会社の売り上げに貢献するようなホームページとはいえません。
なぜなら、これでは、会社のパンフレットとなんら変わりがないのです。
会社のパンフレットを見て、「おぉぉ!この会社は信頼ができるぞ!。おぉぉ!この製品は求めているものにピッタリだ!。早速電話をしてみよう。電話番号は・・・・」
と、いきなりアクションを起こす人はいるでしょうか?
普通いませんよね?
それは、パンフレットは、もともと情報の量と質としては、まったく不完全なものなのです。パンフレットは、営業マンが取引先や消費者に届けますよね。そのときにパンフレットを見ながら、商品やサービスの説明をします。そして相手からの質問を受け、それに答え、さらに質問を受け、それに答え・・・・取引先の担当者がその商品やサービスのメリットを認めかけたときに決裁権のある上司を呼んできてさらに検討がくりかえされ・・・・最終的に商品やサービスのメリットが相手に伝わったときにはじめて「では、ご購入のお手続きを」と、背中をポンと押すことができるのです。
どうですか?パンフレットだけで商談が成立するなんてあり得ないのです。
パンフレットという文字情報と、それを説明する営業マンの臨機応変な対応があって初めて、お客様に伝わるのです。
もうお分かりですよね。
ホームページに掲載している情報の内容が、会社案内や製品案内のパンフレットの情報と同じ程度の質・量だったらどうでしょう。
せっかくホームページを公開して、日本中どころか、世界中の人に見てもらえる可能性があるのに、そこに掲載されている情報の程度が低ければ、「見てもさっぱりわからない」のです。
このような、パンフレットとなんら変わりがないようなホームページは、公開していても、そんなに意味があるとは思えません。むしろサーバーの費用がもったいないくらいです。

